永遠と続く不毛な会議
不毛な会議
無駄なものの典型である長時間に及ぶ不毛な会議。
不毛とは「土地がやせていて作物や草木が育たないこと」という意味でつまり何の成果も得られないということです。
長時間拘束されて、結局成果はよくわからないなんてことは良くあります。
それでも不毛な会議は無くなりません。
では、なぜこのような不毛な会議が無くならないのでしょうか?
不毛な会議の特徴
話が脱線してばかり
おしゃべりな人や、議論が好きな人がいると脱線しがちです。
あるいは、変な所でムキになる人も。
脱線しても微妙に関係あることがほとんどなので、なかなか軌道修正がしづらいです。
無駄に出席者が多い
出席者が多いと、その分まとまらないし、主張も出てきてしまいます。
会議が好きな人ってのはどこにでもいるもので、会議出なくて良いから仕事してほしいです。
目的やゴールが明確でない
なんとなく会議が始まって、どこが終わりか良く分からないパターン。
「会議をやった方が良い」との思いありきなのでしょう。
いつまでも終着駅が見えません。
会議のための会議
「お客様との会議」のための「社内会議」などがそうですね。
この「社内会議」はどうしてもオープン戦の雰囲気が抜けずに、締まらないことがありがちです。
唯一良い点があるとすれば、次の会議が控えているため「時間切れ」が来ることでしょうか。
不毛な会議を避けるには
会議不要論を唱える人もいますが、私は絶対必要だと思います。
顔を合わせて話をするというのは、無機質な文章だけでは伝わらないモノがたくさんあるからです。
大事なのは、如何にして不毛な会議にしないようにするかだと思います。
ポイントは4つ。
- タイムスケジュールを決める
- 出席者は厳選する
- 何を決める場なのかを明確にする
- 議長を立てる
これらをきちんとしておけば、少しは不毛な会議を避けることができると思います。
それでも不毛な会議に参加してしまった場合は、出席者の鼻毛チェックでもして早く時間が過ぎるのを待ちましょう。