中堅SEのひとりごと

30歳を迎える中堅SEが、日々感じたこととかをつぶやいていきます

優秀な人の特徴

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優秀な人とは

「優秀な人」という定義は非常に難しいものだと思います。

「技術力に優れている人」というのは優秀ではあると思うのですが、この手の人にありがちなのは、コミュニケーションを取るのがあまり上手でないこと。
ハイスペックであるがあまり、説明を端折ったり、文章や口頭での説明が下手だったり。
頭のコンパイルは早いのだけど、外部出力が上手く行かない感じですかね。

もちろん逆もしかりで、コミュニケーション力は高いけども、技術がなかなか追いついていない人もいます。

どちらの存在も組織に必要だと思うので、否定はできないですが、「優秀な人」という判断をすることにおいては、片手落ちではNGです。

 

優秀なを見抜くには

長期間一緒にいれば、この人は優秀だなぁ、となんとなく感じることはできます。
ですが、短時間でそれを見抜くのはなかなか難しいです。

中途面接や派遣採用、あるいは他社や客先との人と関わる際に、第一印象が良くても蓋を開けたら案外だったり、イマイチかと思っていたら予想以上に良かったり、そんな感じの事は多いです。


私が「優秀な人」を見つけるポイントとして個人的に感じているのは、「的確な質問が出来るかどうか」だと感じています。


面接や会議などで話をしていると、おそらくこちらからも向こうからも質問をすることが発生すると思います。

そのときに、いかに的確な質問が来るかを楽しみにしています。

 

優秀な人を見抜くポイント

「くだらない(低レベルな)質問をしてくる人」は話や内容を理解できていません。
「既に説明したことを質問してくる人」は話を聞いていないか理解していません。
逆に「質問すべき内容をしてこない人」は、上手く自分の疑問を表現することができないか、自分が低レベルだと思われたくない見栄っ張りです。

「質問をする」ということは内容によっては、自分の足りない点や弱点をさらけ出すものであったりします。
しかし、それを的確に表現できるということは、優秀な証だと思います。

私はそのような質問が出来る人に会った時に「あぁこの人は優秀だな」と感じます。
一緒に仕事をした場合、プロジェクトの問題が発生したときに、的確な疑問を投げかけて良い方向に導くキッカケを作ってくれるのではないかと感じています。

もちろん「質問」ができてもそれに対する「解決力」がない人もいますし、組織を良い方向に導く「リーダーシップ」が足りない人もいます。

しかし、私が思う優秀な人は総じてそういう能力が持っている人だと感じています。